株式会社 遠藤店

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「常識は進化する」遠藤店は常に挑戦を続けます

■人工湿地施設

畜産場での施工例

濾過のサンプル。左から減水、1段目、2段目と、5段目でかなり濾過されているのが分かります。

湿地には多様な生物が生息し、常に浸潤状態が保たれている根圏部では、多くの微生物が繁殖しています。この植物(根)・土壌・微生物による物理的な吸着・濾過および生物的な浄化作用に注目し、自然界中に存在する湿地を模して人工的に作られた建造された湿地が人工湿地であり、高効率な排水処理技術として用いられています。

当社では、この技術の提案から施行までを、東北大学の学術指導のもと行っております。例えば、畜産業から出る屎尿などの雑排水は、一定の基準を満たす程度に処理し、排水することが義務づけられています。そのために、多量の薬品が使用され、その費用は経営に重くのしかかっているのが現状です。もちろん、それらの薬品は多少なりとも自然環境に影響を及ぼします。しかし、この人工湿地であれば、もともと自然界に生息している微生物で浄化しますので、自然環境にダメージを与えることはありません。また、一度施設を作ってしまえば、毎月大量の薬品を購入することもなく、経費も大幅に削減することが可能です。

こうした技術を普及させることは、自然環境を守る上で非常に重要な事と言えるでしょう。しかし、研究する大学の研究所だけでは普及させるのは難しく、もちろん私たち建築・土木の企業だけで研究から施行までを行うことは不可能です。そこで産学が連携することが非常に重要です。当社ではこの産学連携を積極的に行ってまいります。


●水産加工場の例

水産加工場も排水処理に頭を悩ませる事業のひとつです。出される排水は水質汚濁防止法により、浄化後の放流が義務づけられており、そのために多くの事業所では大きな浄化槽などを設置し、薬品による浄化を行っています。しかし、畜産業のように広い土地を持たない水産課工場でも、人工湿地の設置は可能です。排水量の多い水産加工場こそ、薬品に頼らず環境に優しく、しして経費削減に繋がる人工湿地をお勧めいたします。


1、この駐車場が人工湿地の用地になりました。広大な土地は必要ありません。

2、まず、アスファルトを剥がします。

3、穴を掘り、水道管などを移設。コンクリートを流し込む型枠を設置します。


4、型枠にコンクリートを打ち込みます。ここに汚水が溜められていきます。

5、次にまた穴を掘り、ろ床の設置を行います。

6、ろ床はここでは3段階設置しました。


7、配水管などを設置していきます。

8、濾過のための砂利を敷き詰めます。

9、これで完成です。


8、稼働中のようす。

9、左の真っ黒な汚水が右のようにきれいな水になって排水されます。